出産に際しては、ネットの体験談を見たり、友人たちから話を聞いて、
色々考えた結果、里帰りをしませんでした。
自宅から病院が近くて、自宅にいた方が安心だったことや、
実家も30分ほどの距離で、いざとなれば、すぐ帰ることができることもありました。
もちろん、夫が協力してくれたことや、母も週1回くらい来てくれていたので
家族の協力があってこそ無事乗り越えられたのですが、これから出産する友人に
里帰り出産のことを聞かれたりしたので、当時の気持ちを忘れないうちに、
記録しておきたいと思います。
＜よかったこと＞
全体的にこの選択をして満足しています。特に良かったと思っているのは以下の点です。
・家族の絆と夫の育児参加
一番大変なときに夫と協力して乗り越えられたので、家族の絆が強まったことと、
夫も積極的に育児に参加してくれるようになりました。退院直後を一緒に乗り切ったので、
自主的に色々やってくれるし、息子の泣き方によってなにをすればよいのか、
自分で判断してくれるので、一緒に子育てができていると思います。
普段全くしない料理をしてくれたりしたのも、よい思い出になりました。
里帰りした友人のなかには、育児の大変さをご主人がいまいちわかってくれないとか、
当初離れて暮らしていたことが原因の悩みを持っている子もいるので、
我が家はよかったと思います。
・普段通りの生活
いま思い返すと、なんだかんだいってやっぱり産後はいつもと違う精神状態だったので、
慣れている自宅で過ごせたのはよかったです。
長年住んだ実家ではあるものの、結婚してからしばらくたっているので、
やはり実家で過ごしたらストレスもあっただろうなと思っています。
・育児に対する自信
夫婦二人でなんとか乗り切ったことで、育児もどうにかなりそうだと思え、ある意味での
自信がついたというか、その後、びくびくせずに気を抜きつつ頑張れていると思います。
これもご実家にいてお母様にずっと見てもらっていた友人が、帰宅した後不安で不安で
大変だったと言っていたので、参考にさせてもらって、里帰り出産をしなかった理由
になりました。
・通院が楽
多くの方には関係ないかと思いますが、私は妊娠前の体調から、産後週一度の
通院が必要だったので、通院が楽なことは精神的にもとても重要でした。
息子も私も普通の母子よりリスクがあったので、いつでも病院に行けると思えていたのは
よかったと思います。
＜よくなかったこと＞
あまりないのですが、しいてあげるとすれば以下の点です。
・更年期への不安
これは私ならではですが、産前の入院生活が長く、体調も良くなかったのですが、
出産も楽で、産後はとても元気だったので、「横になるべき時期」にも嬉しくて
動き回っていました（家のなかですが）。産後無理をして（無理はしていないのですが）
体を休めないと更年期が辛くなるといわれたりしたので、もしかすると・・・という不安が
ほんの少しあります。これから骨盤矯正をして、体調を整えて、更年期障害のリスクを
減らしたいと思っています。
・もしかしたら、親ががっかり？
これは考えすぎかもしれませんが、両親は里帰りしないことを残念に思っているようでした。
親孝行という意味ではよくなかったのかなとも思いますが、自分の気持ちを優先できたので
よかったかと思っています。
個人的なことをつらつらとすみません。
産後3ヶ月経ち、少しずつ気持ちにも余裕が出てきて、色々振り返られるようになってきました。
無事育ってくれていて、本当に感謝しています。
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お付き合い頂きまして、ありがとうございました。
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